ぶどう狩りバスツアー特集
夏から秋のシーズンといえばぶどう狩り。おとなもこどもも楽しめる大人気アクティビティの定番です♪山梨や長野など、ぶどうの名産地で、もぎとったぶどうをその場で食べ放題。おいしいぶどうの選び方やぶどう狩りのルール、楽しめるぶどうの品種やお持ちいただくと便利なもの、おすすめぶどう狩りバスツアーなどご紹介します☆
ぶどう狩り日帰りバスツアー おすすめピックアップ!
夏から秋がシーズン!大人気ぶどう狩り♪
-
おとなもこどもも楽しめる
大人気アクティビティ老若男女問わず大人気のフルーツぶどう。ポリフェノールやブドウ糖といった栄養成分がたっぷりでとっても健康にいい果物としても知られています。そんなぶどうを畑で狩りとってその場で食べれる人気アクティビティが「ぶどう狩り」!背の低い木ならお子様でも狩りとれるので、家族はもちろんお友達同士のグループでも楽しめること間違いなし♪
ここではぶどう狩りのルールやおいしいぶどうの選び方、品種などをご紹介。これを知っていればぶどう狩りがさらに楽しくなること間違いなしです♪ -
ぶどう狩りが楽しめる地方
ぶどう狩りは全国のぶどう農園で行われていますが、バスツアーでおすすめなのはやっぱり山梨県。フルーツ王国とも名高い山梨のぶどうは生産量No.1。中でも甲州市勝沼町は「ぶどうの郷」として名高く、日本ぶどう栽培発祥の地ともいわれています。山梨地方は水はけがよい土地が多く、昼夜の温度差が大きいため、ぶどうの栽培に適しているといわれています。また、山梨県のほかにも長野県や静岡県はぶどう狩りが盛んな地域です。
-
ぶどう狩りのシーズン
品種によってシーズンは異なりますが、一般的なシーズンとしては7月~9月が多いです。また地域によっては6月~11月中旬まで開催されている場所もございます。デラウェアなどはシーズンを通じて、巨峰などの大粒ぶどうは9月ごろが旬と食べごろは異なりますので、食べたい品種が決まっている方は事前に調べておくのをおすすめします。
-
ぶどう狩り・摘み取りの方法
ぶどう狩りを始める際は、まずぶどうを入れるカゴとはさみが渡されます。
その後畑へ移動し、ぶどう狩り開始となります。
ここでも係の方が説明をしてくれますので、よーく聞いておきましょう。
ぶどうを摘み取る際には、まずぶどうの底に手を添えます。
次にぶどうの房と枝の繋がる茎をはさみで切ります。枝は切らないよう要注意!
予めぶどうの底を持っておくことで、切り落とした際にぶどうが落下することを防ぎます。 -
知っているとお得!?おいしいぶどうの選び方
おいしいぶどうを見分ける方法は諸説ありますが、添乗員が農園さんから教えてもらったポイントをこっそりお教えします☆
①皮の周りにブルーム(白い粉)がついているもの。
皮の周りについている白い粉は汚れではなく、ブルームと呼ばれるものでぶどうが自身の身を守るために出ている物質です。これがついているぶどうは新鮮でおいしいと言われています。
②実の間隔はぎっしりより適度に空いているもの。
1つの房にぎっしり実がついているものよりも、実と実に適度の間隔があるもののほうが太陽の光が均一にあたっていて、栄養がそれぞれの実に行き渡っており、一粒一粒があまくておいしいです。 -
おいしいぶどうの選び方つづき
③皮の色も要チェック
黒系のぶどうは出来るだけ黒いものがおいしいと言われています。逆にマスカットのような緑系のぶどうは色が薄く黄色っぽいぶどうがおいしいと言われています。また、ぶどうは根元から色づいていくので、先端までしっかり色づいているものを選びましょう。
④ぶどうのなっている場所
おいしいぶどうが育つには、太陽の光に当たっていることが大事!できるだけ若い木の、日のあたりの良い場所になっているぶどうを探しましょう。
⑤茎(軸)の太さと色をチェック
枝と房をつないでいる軸が茶色になっているものは、枯れてきていて鮮度がおちている証拠。また細い軸より太い軸のほうが栄養行き届いている証拠です。軸が緑色で太いもののほうがぶどうの鮮度も高く、あまく熟しているので、狩りとる前にいくつか見比べてみましょう。 -
ぶどう狩りのルール
あまくておいしいぶどう狩り、夢中になっているうちについついルールを間違えちゃうかも…
ぶどう狩りはルールを守って、おいしく楽しく体験しましょう♪
【ぶどう狩りルール】
①必ず摘み取ってから食べましょう。
ぶどうを狩りとらず、そのまま1粒だけとって食べるのはNGです!
②食べきってから次のぶどうを摘み取りましょう。
摘み取ったぶどうは責任をもって食べきりましょう。食べきらないうちに次のぶどうを摘み取ったり、途中で捨ててしまうのはNGです。
③園外には持ち出さない
摘み取ったぶどうの園外への持ち出しはNGです。食べきらなかった場合やお土産用に持ち帰りたい場合は購入して持ち出しましょう。
それ以外にも農園さんごとのルールがあります。
体験前に係の方がルール説明をしてくれますので、ルールを守って楽しくぶどう狩りを体験しましょう♪ -
ぶどう狩りにあると便利なアイテム!
①虫よけスプレー
ぶどう狩りは畑で行われますので、いろいろな虫に遭遇します。特にシーズン中は夏になるので蚊の対策にも虫よけスプレーはおすすめです。
②タオル・帽子
ぶどう狩りシーズンは暑い時期に重なる為、暑さ対策は必須です。特に汚れを拭いたり汗を拭いたりと、タオルはあるに越したことはありません。
③スニーカー
ぶどう畑は足元がぬかるんでいることが多々あります。特にぶどう狩り中は意識がぶどうに集中して足元が留守になりがち。履いていく靴は動きやすく安定しやすいスニーカーをおすすめします。
④ウェットティッシュ
ぶどうはジューシーなので、食べているうちに手がベトベトになりやすいです。いちいち水道を探すより少しの汚れはウェットティッシュを利用したほうが便利です。
ぶどう品種のご紹介
-
品種一例
ここではぶどう狩りでお楽しみいただける品種をご紹介いたします!
※品種は参加コースによって指定がありますので、必ずツアーページをご確認ください。
但し、ぶどうの生育状況により品種が変更となる場合もございます。 -
デラウェア
デラウェアは種なしぶどうの定番として昔から親しまれている品種です。アメリカのオハイオ州デラウェアで命名され、日本には1872年に入ってきたとされます。もともと種ができないわけではなく、ジベレンというホルモン剤に房をつけることで種ができないように処理されています。果粒は小粒ですが、強い甘さと十分な酸味があり、強くつまめば皮がすぐ剥けて食べやすいのが特徴です。
-
マスカット・ベリーA
果粒が黒に近い紫色でやや大粒のマスカット・ベリーA。ぶどう狩りではおなじみの品種で見たことがある方も多いのでは?アメリカブドウの「ベーリー」とヨーロッパブドウの「マスカット・ハンブルグ」を交配してできた品種で、日本のワインぶどうの父ともいわれる川上善兵衛氏によって生産された日本産のぶどうです。特徴として皮が厚く、皮をむいて実を取り出す必要があります。果肉は外観と違って薄い黄緑色で、果汁が多くとても甘いのに酸味もしっかりあり濃厚なおいしさを感じれます。また生食向け以外にも国産赤ワイン用のぶどうとしても栽培されています。
-
甲州ぶどう
古来から日本に自生していた品種で、発見には色々な諸説がありますが、いずれも現在の勝沼地区が発祥の地とされています。近年ではそのルーツが研究され、ヨーロッパ系ぶどうと中国原産の野生種とのクォーターであることが解明された、ロマンあふれる品種です。果房は縦に長い円錐型で、やや粗く実がついています。色は薄い赤紫~赤褐色で、グリ(灰色)と呼ばれる色合いです。皮はやや厚く、口に含んだ後皮は出す必要があります。また種有りの品種となります。糖度は18度ほどあり、果肉はやわらかいですが、他の品種に比べると口当たりはあっさりとしています。
-
巨峰
数あるぶどうの品種の中でも知らない人はいないのではないかという知名度トップクラスの巨峰。ぶどうの王様とも言われ日本で作られるぶどうの約35%を占めている大人気品種です。正式な品種名は「石原センテニアル」で、1955年に巨峰という名称で商標登録されました。ちなみに巨峰の名の由来は雄大な富士山にちなんだものだそうです!もともとは種有りの品種ですが、近年は種なし品種が好まれる傾向の為、デラウェアのように種なしに処理された巨峰が出回るようになりました。大きな粒とそれに見合った甘味が特徴ですが、ひと房が大きく重いほうがいいわけではありません。これは糖度と粒の数が比例しており、多く粒がついてしまうとその分1粒当たりの糖度が落ちてしまうからです。そのため成長途中に間引きを行ってバランスよく育てられます。糖度は18~20度と高く、香り豊かな甘みとコクのある酸味はまさにぶどうの王様にふさわしい味わいです。
-
ピオーネ
巨峰とカノンホール・マスカットを交配して育成された日本産のぶどうで、ピオーネはイタリア語で開拓者という意味があります。巨峰の血を受け継いでいるため色は濃い紫色で、実は巨峰よりやや大きいです。爽快な香気(マスカット)をもち、風味がよく、果汁はたっぷりで、糖度も16度以上になります。強い甘さとそれを支える酸味が特徴です。皮は厚く硬いため、先端に切れ目をいれて向いて食べるのが一般的です。種有りの品種ですが、近年では他の品種のように種なし処理されたものも多く、種なしのものはニューピオーネと呼ばれています。
-
甲斐路(かいじ)
甲斐路は山梨県生まれの品種でヨーロッパ種のぶどうと岡山で育成されたネオ・マスカットの交配種になります。明るい鮮紅色の見た目から「赤いマスカット」とも呼ばれ、華やかなマスカットの香りがあります。主な生産地はその名が示すように甲斐の国山梨県で、生産量の全体の8割以上を占めています。果実はよく見てみると少し縞模様が入っているようなまだらな黄緑色になっています。皮の周りはうまみが集まっていますが、皮は薄くて硬く、剥きづらいため、一度かみしめた後に皮をだすように食べましょう。ただし、種有りの品種なので、種までかまないよう注意してください。
-
シャインマスカット
黄緑色の見た目、種なしで皮ごと食べられることで近年大人気の高級品種!日本産の「安芸津21号」に「白南」を交配し育成した品種ですが、ルーツはアメリカ系ぶどうとヨーロッパ系ぶどうにあるハイブリッド型の品種です。品種登録されたのは2006年と比較的新しい品種でもあります。その特徴はなんといっても皮ごと食べられる手軽さ。その手軽さを最大限生かすため、ジベレリン処理等で種なしにされていることが多いです。ひと房あたりの重さは約400グラム、一粒あたりの重さは約11グラムと大粒で食べ応えばっちり。酸味は少なめですが糖度18度以上という甘味と、ヨーロッパ種の特徴であるマスカット香が楽しめます。
ぶどう農園のご案内
-
一古園
山梨県のぶどうの名産地「勝沼」のぶどう農園「一古園」は、「安心・安全な栽培」、「豊富な品種」、「充実した施設」、「癒しのくつろぎスペース」、「園主自慢のぶどう」の5つにこだわった農園です。おいしいぶどうを食べていただきたいをコンセプトに丹精込めて育てたぶどうは品種もたくさん。園内は園主手作りのアンティーク調なアイテムが並び、癒し空間の中でぶどう狩りやお食事がお楽しみいただけます。お土産用のぶどう販売はもちろん、山梨ぶどうを使ったワインやお土産などショッピングもばっちり。思いやりのおもてなしと、広大でのどかな農園でぶどう狩りをお楽しみください♪
-
御坂農園グレープハウス
果物王国山梨でぶどう狩りのほか桃狩りも楽しめる観光農園。春にはピンクの桃の花と黄色い菜の花が咲き誇り気分はまるで桃源郷。広大なぶどう棚の下、手ぶらで気楽に楽しめるバーベキューも大人気。店内売店では桃やぶどうのほかにも山梨銘菓やワインなどのお買物が楽しめます。ジャム作りやほうとう作りなどお子様も喜ぶ体験メニューもそろっていて、果物狩り以外でもたっぷり楽しめる農園です。また、歩いて約15分ほどの高台からはリニアモーターカーの実験線が見学できます!農園で地図を配布しているので、興味のある方はぜひ見学してみましょう。
※リニアモーターカーの走行実験が確実に見学できるわけではございません。
ぶどう狩りのよくある質問
-
ぶどう狩りのシーズンはいつごろですか?
一般的には7月中旬~10月ごろとなります。11月の初めまで楽しめる農園さんもあるので、詳細はお問い合わせください。
-
ぶどう狩りの品種はどのようなものがありますか?
7月23日~8月中旬はデラウェアやベリーA、8月中旬以降はピオーネや巨峰が楽しめます。その時期に合わせた最適な品種をご案内しておりますが、ツアーによっては品種が固定されているものもございますので、ご希望のコースのご案内を参照ください。
-
狩りとったぶどうをお土産として持ち帰れますか?
狩りとったぶどうの持ち出しはお断りしております。ほとんどの農園さんでお土産販売を行っていますので、そちらでご購入下さい。
-
ぶどう狩りには何を持っていくべき?
野外での実施となるので、暑さ対策にタオルや帽子、虫刺され対策に虫よけスプレー、ウェットティッシュなどがあるとよいでしょう。
施設情報(一古園)
- 住所
- 〒409-1315 山梨県甲州市勝沼町等々力1327
- 電話番号
- 0553-44-0095
- 営業時間
- 8:00~17:00 ※シーズンにより異なります。
- 公式ホームページ
- http://www.ichikoen.com/access
マップ
施設情報(御坂農園グレープハウス)
- 住所
- 〒406-0804 山梨県笛吹市御坂町夏目原656-1
- 電話番号
- 055-263-3111
- 営業時間
- 8:30~17:00 ※シーズンにより異なります。
- 公式ホームページ
- https://misakanoen.co.jp/
マップ