国営ひたち海浜公園(茨城県)バスツアー特集
茨城県のお花の名所といえば国営ひたち海浜公園。春のネモフィラや秋のコキアは世界が注目するフォトスポットとしても大人気。大観覧車やジェットコースターを始めとしたアトラクションやアスレチックにバーベキューなど、楽しみ方は十人十色。国営ひたち海浜公園の楽しみ方や季節の見頃のお花、おすすめバスツアーなどをご紹介します。バスツアーは選べる出発地で東京出発や新宿出発はもちろん、横浜発やさいたま新都心発、西船橋出発と嬉しい出発地が色々♪
国営ひたち海浜公園ってどんなとこ?
-
国営ひたち海浜公園ってなぁに??
国営ひたち海浜公園は茨城県ひたちなか市の太平洋岸にある、日本の国営公園です。かつては日本軍水戸東飛行場があり、終戦後は米軍により射爆撃場として使われていました。十数年に渡る返還活動を通じ、昭和48年3月に日本に返還され、「平和の象徴として公園を整備したい」という地元の強い思いにより、『国営ひたち海浜公園』が誕生することになりました。公園の総面積はなんと350ヘクタール!この広さは東京ディズニーランドの約7倍ほどの面積となります。今では花いっぱいの人気観光地として日本国内だけでなく海外からも注目されるスポットとなりました。
-
国営ひたち海浜公園といえば…
国営ひたち海浜公園といえば、なんといってもお花観賞。春のスイセン、チューリップ、ネモフィラ、初夏にはポピーやバラ、夏のジニア、ヒマワリ、秋にはコキア、コスモス、冬のアイスチューリップなどなど…四季折々のお花が園内を彩り、いつきても美しい植物たちがお出迎えしてくれます。
-
国営ひたち海浜公園はお花だけじゃありません!
お花観賞のイメージが強い国営ひたち海浜公園ですが、楽しみ方はそれだけではありません!海抜100メートルからの眺望を楽しめる大観覧車をはじめ、ジェットコースターなど多彩なアトラクションが揃う遊園地「プレジャーガーデン」や林間アスレチック広場で元気いっぱいに遊んだり、バーベキュー広場でわいわいバーベキュー(要予約)など、遊び方は数え切れず!お友だち同士でも家族でも、みんなが楽しめる魅力いっぱいの公園です♪
国営ひたち海浜公園の四季
-
春の国営ひたち海浜公園
春の国営ひたち海浜公園といえば何といってもネモフィラ!「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」に選ばれるその光景は、まさに青の絨毯。ひたちなか市内で一番標高の高い「みはらしの丘」を可憐なブルーのお花約530万本が埋め尽くし、青空が広がる快晴の日にはまるで地面と空、そして丘の向こうに見える海が混ざり合うかのような幻想的な光景を作り出します。
また、春の時期におすすめしたいのは「たまごの森フラワーガーデン」のチューリップ!木もれ日の降り注ぐ森の中カラフルなチューリップが咲き誇る姿は壮観!チューリップの見頃は4月中旬~下旬頃で、うまくいけばネモフィラと合わせてチューリップも楽しめちゃうかも!?たまごの森フラワーガーデンにはたまご型の遊具もあり、お子様が遊ぶのにも最適です♪
春の国営ひたち海浜公園では、スイセンから始まり、チューリップ、そしてネモフィラと、移り変わる美しい花々をお楽しみいただけます。 -
国営ひたち海浜公園のネモフィラ
澄んだブルーが特徴のネモフィラ。北アメリカが原産の一年草であり、和名は瑠璃唐草(るりからくさ)、英名では赤ちゃんの澄んだ瞳を意味するベイビーブルーアイズと呼ばれる可憐なお花です。属名のネモフィラは、ギリシャ語のネモス(小森)とフィレオ(愛する)を合わせた言葉です。国営ひたち海浜公園で植栽しているネモフィラは、インシグニスブルーになります。
国営ひたち海浜公園にてネモフィラの植栽が始まったのは2002年。当初約1.5ヘクタール、約200万本の規模だったものが、今では約4.2ヘクタール、約530万本が植栽されているとのこと。平和の象徴として公園を整備したいという地元の願いと、公園スタッフのこの丘を空とつなげようとの思いによりスタートしたネモフィラの植栽は、今では青の絶景として世界中から注目されるスポットとなりました。 -
青から赤へ。移り変わるみはらしの丘の絶景
国営ひたち海浜公園の中でも屈指の人気スポット「みはらしの丘」。最頂部は公園内だけでなくひたちなか市内でも最も標高が高く、丘の上まで登ると太平洋を見ることができる、まさにその名の通り見晴らし最高の丘です。春のネモフィラシーズンを終えると、秋に向けてコキアの植栽が始まります。コキアといえば真っ赤に紅葉した姿。みはらしの丘では春には青、秋には赤と正反対の絶景が楽しめるわけです!コキアのシーズンが終わると再びネモフィラの準備に入るとのこと。繰り返される絶景は、まさに死ぬまでに一度は見たい絶景です♪
-
夏の国営ひたち海浜公園
夏の国営ひたち海浜公園の見所といえば、ネモフィラの後を引き継ぐ形でみはらしの丘に植栽されるコキア。夏のコキアは緑コキアと呼ばれ、綺麗なライムグリーンが丘いっぱいに広がります。また、丘の麓にはカラフルなビタミンカラーのジニア、元気いっぱいな夏の太陽の日差しをたっぷり浴びたヒマワリが咲き誇り、夏を鮮やかに彩ります。
-
秋の国営ひたち海浜公園
秋の国営ひたち海浜公園はネモフィラと並び大人気のコキアが見頃を迎えます。夏は緑色だったコキアが10月上旬頃から赤く色づき始めます。この時期のコキアは緑と赤のグラデーションとなり、その色合いは魅力的です。秋本番の10月中旬には皆さんのイメージ通りの真っ赤に紅葉したコキアにその姿を変えます。約3万3千本のコキアがみはらしの丘を赤く染め、青い空と海に対比する赤の絶景が楽しめます。真っ赤に染まったコキアの色づきは1週間~10日間ほどのピークを迎えたのち、10月下旬にはほうき色に近くなった黄金コキアへと移り変わっていきます。夏から始まる移り変わるコキアの表情をぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか!また、コキアが赤く色づく秋にはみはらしの丘の麓で赤・ピンク・白のカラフルなコスモスが咲き誇り、みはらしの丘をより一層のフォトジェニックスポットに彩ります。コキアがシーズン終了を迎える10月下旬には、入れ替わるように秋バラがシーズンを迎え、秋の終わりまで来園する皆さまを飽きさせません!
-
国営ひたち海浜公園とコキア
まんまるモコモコの可愛い姿が魅力的なコキア。ヒユ科ホウキギ属の一年草で、ユーラシア大陸の乾燥地が原産の植物です。和名ではほうき草と呼ばれ、昔はこの茎を乾燥させてほうきを作っていたと言われます。国営ひたち海浜公園のコキアは観賞用となります。実はコキアは実をつけ、この実は「とんぶり」と呼ばれ、畑のキャビアとして親しまれています。
秋のみはらしの丘はもともとコスモスが一面に広がっていました。ここに「紅葉する木々が少ない園内で、季節の移ろいを感じてほしい」という願いから、紅葉して形もかわいらしいコキアが植栽されることとなりました。一般公開されたのは2007年から。コキアの紅葉時期とコスモスの開花時期を合わせるために様々な工夫があったと言われます。こうした思いと努力の結果、現在ではコスモスと紅葉したコキアが同時に楽しめるようになったわけです!夏から秋の終わりまで楽しむことができるコキア。ぜひ夏のライムグリーンの姿から真っ赤に紅葉した姿、そして秋の黄金コキアへと移り変わっていく様々なコキアの表情をお楽しみください。 -
冬の国営ひたち海浜公園
冬の国営ひたち海浜公園には、冬の風物詩「干支の巨大地上絵」がプレジャーガーデンに現れます。大観覧車からぜひ見下ろしていただきたいです。また、冬にも花の美しさを楽しめるアイスチューリップが咲いています!冬なのにチューリップ?と思う方が多いと思いますが、これはチューリップの球根を特殊な方法で冷蔵処理し、外気温との温度差により冬を疑似体験させ、開花時期を調整したからできることなんです!冬は気温が低いので、花持ちがよく開花時期が長くなるのが特徴です。アイスチューリップの見頃は12月下旬~1月上旬です。
みはらしの丘ではコキアの刈り取りを終え、次の春に備えてネモフィラの種がまかれます。種まき後には冬を越すために真っ白な霜除けシートが丘一面に敷かれます。この姿はまるで丘が雪化粧されたよう!冬には冬の楽しみ方が国営ひたち海浜公園にはあります!
青の絶景!【ひたち海浜公園・ネモフィラ】満開のネモフィラを見てきました☆
撮影:国営ひたち海浜公園(茨城県ひたちなか市)
国営ひたち海浜公園の楽しみ方
-
お花だけじゃない!楽しみ方いろいろ♪
広大な敷地で四季折々の植物が楽しめる国営ひたち海浜公園。ですが楽しみ方は植物観賞だけではありません!お子様連れのファミリーの方にぜひおすすめしたいのが遊園地「プレジャーガーデン」です。シンボルの大観覧車「ブルーアイズ」を始め、多彩なアトラクションが楽しめます。ちなみに大観覧車は実は5代目!1991年の開園からカラーリングとともに名前が変わり、ノーマルの大観覧車から始まって、ガーデンジャイアント、プリンセスフラワー、フラワーリングと続き、現在のブルーアイズは5色目。ネモフィラをイメージしたカラーとなっています。海抜100mからの眺めは、今も昔も壮観です。国営ひたち海浜公園に来た際にはぜひこの観覧車からの眺めをお楽しみください。
-
国営ひたち海浜公園で楽しむグルメ!
国営ひたち海浜公園の園内には、茨城県産の食材を使ったおいしいグルメや、季節の花々をモチーフにしたスイーツが味わえるレストラン&ショップがいっぱい!天皇陛下のご成婚を記念して整備された森の中に静かにたたずむカフェ「記念の森レストハウス」や、池や噴水を眺めながらゆったりカフェタイムを楽しめる「レイクサイドカフェ」、茨城県産の食材を使ったメニューが味わえる「ガーデンレストラン」など、園内のいたるところでお食事やティータイムが楽しめます。
国営ひたち海浜公園へのアクセス
-
公共交通機関でのアクセス
①勝田駅まで
・品川方面⇒品川駅より勝田駅まで JR常磐線 特急で約85分
・いわき方面⇒いわき駅より勝田駅まで JR常磐線(上り) 特急で約60分
②勝田駅から
・路線バス⇒勝田駅 東口2番乗り場から海浜公園西口まで約15分、または海浜公園南口まで約20分
※平日の直行便運行につきましては利用状況、天候により変更か生じる場合があります。詳しくは、茨城交通(電話:029-272-7311)へお問い合わせください。
※東海駅からも路線バスが出ています。東海駅 東口1番乗り場から海浜公園西口まで約30分
国営ひたち海浜公園にいくなら日帰りバスツアーがおすすめです。周辺の人気観光地や、旬の果物狩り、地元グルメの昼食など、合わせて楽しいプランが目白押しです♪
施設情報
- 住所
- 茨城県ひたちなか市馬渡大沼605-4
- 電話番号
- 029-265-9001
- 営業時間
- シーズンにより異なります。詳細は公式HPよりご確認ください
- 公式ホームページ
- https://hitachikaihin.jp/
マップ