上高地(長野県) バスツアー特集

一度は行きたい!憧れの高原リゾート「上高地」!

上高地・岳沢と梓川 上高地・岳沢と梓川

「河童橋」から望む穂高連峰や「大正池」、「明神池」などの絶景を有する、日本屈指の山岳リゾート「上高地」。バスツアーだと乗り換えなしでアクセス楽々♩手つかずの大自然に囲まれたハイキングコースで非日常をお楽しみください。

上高地ってどんなとこ?

  • 上高地・春の岳沢と梓川

    上高地とは?

    上高地は中部山岳国立公園の一部にある標高およそ1,500mの山岳景勝地で、大正池から横尾までの前後約10km、幅最大約1kmの堆積平野です。
    飛騨山脈を流れる梓川が、焼岳火山群の白谷山の噴火によりせき止められ池ができ、そこに土砂が堆積し今のような平坦地が形成されたといわれています。
    今なお手つかずの大自然が残る上高地は、国の特別名勝、特別天然記念物に指定されています。
    かつては上高地に出入りしていたのは木こりがほとんどでしたが、明治に入ると夏の間だけ上高地放牧が始まりました。
    そんな上高地を有名にしたのは日本にやってきた英国人宣教師、ウォルター・ウェストンです。1896(明治29)年に著した『日本アルプス登山と探検』の中で、自らが登った上高地と穂高連峰、槍ヶ岳を広く世界へ称賛しました。それまで「信仰・修行としての山登り」や「狩猟など生活のため」とされていた日本の登山をレジャーとして広く知らしめ、「日本近代登山の父」として今では称えられています。ウォルター・ウェストンの登山を案内したのが地元安曇村生まれの猟師・上條嘉門次です。上高地は彼ら2人の功績により、観光地として有名になりました。
    その後、大正5年にのちの首相・東久邇宮殿下が槍ヶ岳に登山する為に島々~徳本峠、明神~槍ヶ岳の登山道が整備され、徐々に大衆登山として山が開かれていき、今では毎年多くの人々が訪れる日本屈指の山岳リゾートとなりました。

上高地の見どころ

  • 河童橋

    上高地のランドマーク「河童橋」

    上高地バスターミナルより徒歩約5分ほどにある「河童橋」は、上高地観光の中心地となっており、「上高地銀座」とも呼ばれシーズン中は多くの観光客でにぎわいます。
    名前の由来は、「河童が住みそうな深い淵があった」「まだ橋のなかった時代に衣類を頭に乗せて川を渡った人々が河童に似ていたから」など諸説あります。また最初の橋はいつ架けられたかも不明で、河童橋は当初両岸から木材をせり出すように架けられた跳ね橋でしたが、その後明治43年(1910)に吊り橋となりました。老朽化に伴いその後、昭和5年(1930)、昭和32年(1957)、昭和50年(1975)と架け替えられています。
    現在の橋は平成9年(1997)に架け替えられた5代目の吊り橋です。
    そんな河童橋ですが、芥川龍之介が小説『河童』に登場させたことで、世に知られるようになりました。
    今では上高地のシンボルとなている「河童橋」ですが、バックに見る穂高連峰、岳沢、美しい梓川の流れは上高地を代表的する景観の為、メディアなどで一度は見てみたことがある方が多いのではないでしょうか。
    是非この機会に実際に足を運んでみて、絶景をご覧になってください。

  • 田代湿原

    田代湿原

    上高地バスターミナルと大正池の間、突然木々の間から湿原地帯「田代湿原」が現れます。
    ここでは湿原越しの「穂高連峰」が見られるビュースポットです。
    田代湿原は春の新緑や空きの黄葉、晩秋の霧氷など、四季ごとに美しい景色をみせてくれます。
    湿原の中には八右衛門沢などからの土砂によって流れがせき止められてできた浅い池「田代池」があります。
    池と言っても、六百山や霞沢岳の伏流水が湧き水となって緩やかに流れる川のようになっており、訪れる人も比較的少ないこちらのスポットは美しい景観をゆっくりと堪能できます。