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関東屈指の観光地・日光。海外の方にも人気のある日光は世界遺産に登録された日光東照宮以外にも見どころが満載!こちらでは日光観光では外せない代表的なおすすめ観光地、華厳の滝&いろは坂&中禅寺湖をご紹介します。

華厳の滝

  • 華厳の滝

    華厳の滝とは?

    およそ1万5千年前に男体山の噴火によって誕生した中禅寺湖。その水が岸壁から流れ出たものが華厳の滝です。滝は今から約1200年前に勝道上人によって発見され、仏教経典にちなんで「華厳の滝」と名付けられました。和歌山県の「那智の滝」、茨城県の「袋田の滝」と共に「日本三大瀑布」としても知られています。
    落差97mから毎分3トンもの水が落下する様子は、とにかく迫力満点!多い時には水量が10トンにも及ぶと言われており、自然の驚異を体感できる観光スポットとして高い人気を得ています。
    無料展望台や駐車場では、滝上からの眺めを楽しめます。間近で轟音を体感したい時は、有料エレベーターを使って観瀑台に降りてみましょう。遠くから全体を眺めたい方には、明智平展望台がおすすめです。
    華厳の滝をもっと間近で体感したい!そんな方におすすめなのが、滝つぼの近くにある観瀑台です。観瀑台へは岩盤を貫いて作られたエレベーターを利用します。エレベーターの先は長い地下通路になっており、そこを歩いて行くと観瀑台に辿り着きます。
    3階建ての観瀑台からは、水しぶきを上げながら滝つぼへ落ちるダイナミックな華厳の滝の姿を眺めることができます。滝つぼの深さはおよそ4.5m。周辺を囲むように流れる「十二滝」にも注目してみてください。エレベーターの料金は大人570円・子供340円で、未就学児は無料です。(※2023年6月現在)

  • 華厳の滝

    華厳の滝の四季

    華厳の滝は、春夏秋冬いつ訪れても美しい景色を見せてくれます。春は山からの雪解け水で水量が増え、迫力ある滝の姿に。5月になると桜やツツジが咲き始め、岸壁を鮮やかな色彩で染め上げていきます。
    夏は春よりも緑が増し、清々しい雰囲気に包まれるのが魅力。華厳の滝は日光市街地より500mほど標高が高いため、実際にとても涼しく避暑地としてもおすすめです。紅葉の名所としても有名な華厳の滝では、10月中旬から下旬頃に見頃を迎えます。色とりどりの紅葉と岸壁を流れる水が絶妙に調和する光景に、きっと見惚れてしまうでしょう。
    冬の華厳の滝は、真っ白い雪で覆われた岸壁と所々で覗かせる岩肌、滝のしぶきによってできる氷柱が幻想的な雰囲気を造り出しています。寒さの厳しい冬の日光ですが、訪れる価値はあります。

いろは坂

  • いろは坂

    いろは坂とは?

    「いろは坂」は、日光市街と中禅寺湖を結ぶ国道の一部を指します。「いろは坂」の歴史は奈良時代から男体山をご神体とする山岳信仰にあります。男体山参拝のために登る神聖な道なので、明治初期までは女性と牛馬の立ち入りが禁止されていました。昭和になってから男体山と日光市街を結ぶ道路が開発整備されて行き、現在のいろは坂となっています。
    上り専用の「第二いろは坂」と下り専用の「第一いろは坂」があり、それぞれ一方通行となっています。「第一・第二いろは坂」には、カーブが48カ所あり、カーブごとに「いろは」48音を付けていることから「いろは坂」と呼ばれています。上りの第二いろは坂は「い」~「ね」の20文字、下りの第一いろは坂は「な」~「ん」の28文字でカーブに看板が立っています。
    特に第二いろは坂(上り専用)途中の明智平展望台からの眺めは抜群で、第一いろは坂を望むこともできます。秋には日光で最も紅葉の美しいスポットとしても知られ、絶景のドライブコースのため、大渋滞となるほどの人気です。通常上るのに20分ほどの道路ですが、渋滞時は2~3時間かかることが多々ありますので、紅葉シーズン中は余裕をもってお出かけすることをオススメします。

  • いろは坂

    「いろは坂」の見どころ

    いろは坂のベストシーズンといえば紅葉シーズン。奥日光の紅葉は例年9月下旬に「竜頭の滝(1,350m)」付近から始まり、約2カ月かけて日光市街へと降りてきます。途中に位置する「いろは坂」の鮮やかな紅葉を楽しむベストシーズンは例年10月中旬から下旬です。
    「いろは坂」はふもとの馬返(うまがえし)が標高約800m、中禅寺湖が標高約1,260mと標高差があるため、標高によって紅葉の時期が異なります。昼夜の寒暖差や標高による気温差で紅葉が美しく色づき、紅葉の色合いも異なるので、紅葉シーズン中は何回訪れても来るたびに様々な表情を楽しむことができます。
    「第二いろは坂」の終点近くにある明智平には休憩所があり、さらに明智平展望台に行くロープウェーが出ています。明智平展望台からは中禅寺湖や華厳の滝が一望でき、まさに絶景の紅葉ポイント。明智平には上りの「第二いろは坂」からしか行かれないので、「ね」のカーブを過ぎたら入り口を見落とさないように注意しましょう。
    「いろは坂」へは車を利用すると通常なら都心から約2.5時間でアクセスでき、日光宇都宮道路の清滝ICから車で15分程の距離です。上りの「第二いろは坂」は通常20分で走行できる9.5kmの道のりが、紅葉シーズン中は2〜3時間かかるため、渋滞情報をこまめにチェックしましょう。

中禅寺湖

  • 中禅寺湖

    中禅寺湖とは?

    標高1269mに位置し、日本屈指の高い場所にある湖。海外からも多くの観光客が訪れる日光の観光スポットのひとつで、およそ2万年前に男体山の噴火による溶岩で渓谷がせき止められ、湖の原型ができたといわれています。明治時代に外国人の避暑地として各国の大使館が建てられていた湖畔は、四季折々の美しい自然の表情を楽しめ、特に初夏のツツジ、秋の紅葉は見事です。
    また、湖の東側から、遊覧船に乗って水上から湖畔の景色を楽しむことができます。遊覧船乗り場までは、JR「日光」駅より東武バス「中禅寺温泉」行または「湯元温泉」行きバスで約45分、「中禅寺温泉」下車徒歩5分。関東からも東北新幹線を利用して行け、交通の便がよいことも人気の理由です。

  • 中禅寺湖

    中禅寺湖の歴史

    中禅寺湖の誕生の歴史は今から約2万年前までさかのぼり、その形成にはすぐそばにある男体山の存在が大きく関係しています。男体山は標高2486m、日本百名山にも名を連ねる日光の名峰として知られていますが、現在は静穏な状態が続いているものの、かつては周囲の地形を変えてしまうほどの大規模な噴火活動をしてたそうです。
    そして今から約2万年ほど前にも噴火活動が行われていた痕跡が残されており、中禅寺湖はその2万年前の噴火の際に形成された堰せき止とめ湖こであることが分かっています。堰止湖とは、火山から噴出した溶岩などが川を堰き止めることによって形成される湖のことであり、中禅寺湖の場合は、大谷川が堰き止められたことにより誕生しました。
    また、同じ日光にある湯ノ湖も、湖の東にある三岳の溶岩による堰止湖です。中禅寺湖は一周の長さが25kmあり、県内では1番広く、国内にある1万2000を超える湖沼の中でも25番目の広さを誇ります。
    なお、ここ中禅寺湖は標高1269mの位置にあり、大きさが10㎢以上の湖としては、国内で最も水面標高が高い湖です。湖畔からは豊かな自然が織りなす美しい景観を望むことができることから、日光の人気スポットとして親しまれています。
    そんな約2万年前から存在していたとされる中禅寺湖ですが、日本の歴史上では、西暦782年に勝道上人という僧が日光を開拓した際に初めて発見されたと伝えられています。勝道上人はその後、784年に後の中禅寺となる神宮寺を建立し、このお寺の名前から中禅寺湖と名付けられることとなりました。
    ちなみに、この中禅寺湖にはもともと魚が生息していなかったそうですが、明治の頃から徐々に放流が行われ、現在ではマス類をはじめとする様々な魚が生息しています。

 

その他のおすすめスポット

  • 竜頭の滝

    竜頭の滝

    中禅寺湖の北側4.4kmに位置する「竜頭ノ滝」は、落差60m・幅10m・全長210mの大きな滝です。階段状の山肌を勢いよく流れ落ち、滝つぼ近くで大きく二分。その姿が竜の頭のように見えることから「竜頭」の名を冠しています。周辺には、滝を正面から見られる「龍頭之茶屋」や展望台があり観光条件は抜群です。
    滝を彩る自然も美しく、5月から6月はトウゴクミツバツツジが、9月下旬頃には紅葉やシナノキなど紅葉の名所ならではの景観を楽しめます。華厳の滝と並び「奥日光三名瀑」の一つに数えられる竜頭の滝。JR日光駅からはバスで約1時間。車でアクセスする場合は、すぐ近くに駐車場がありとても便利です。

  • イタリア大使館別荘記念公園

    イタリア大使館別荘記念公園

    標高が高く快適な気候の中禅寺湖は、明治中頃から昭和初期にかけて国際避暑地として人気を博しました。「イタリア大使館別荘記念公園」は、当時の風情が残る観光スポットです。園内にある別荘は、昭和3年にイタリア大使館の別荘として建造され、以来、平成9年まで歴代の大使が実際に使用していたものです。建物内には杉皮張りの装飾が施され、ソファなどの調度品も当時のものを再現。大窓からはイタリア大使たちが「世界一」と呼んだ、中禅寺湖の美しい景観が一望できます。歴史観ある味わい深い観光を楽しみたい方は、ぜひ訪れてみてください。

  • 男体山

    男体山

    中禅寺湖の北側にそびえる「男体山」は、日本百名山の一つに数えられる霊峰です。男体山の魅力はその展望の良さで、登山中あらゆるところから中禅寺湖が見下ろせるほか、山頂からは日光白根山や会津駒ケ岳などの山々、さらには戦場ヶ原まで見渡すことができます。山頂に祀られている御神剣も必見です。
    登山ルートはいくつかありますが、一番人気は「日光二荒山神社 中宮祠」からのルート。山頂までの標高差は約1,200mほどで、所要時間は片道3~4時間となっています。下山後は、「日光レークサイドホテル湖畔の湯」で日帰り温泉を満喫。一日たっぷり費やして男体山の魅力を余すことなく体験してみましょう。

  • 二荒山神社

    二荒山神社

    「日光二荒山神社 中宮祠」は、男体山の麓にある神社です。強力な龍脈(大地のエネルギー)をダイレクトに受ける場所にあり、勝ち運上昇のご神木「幸運の杜」や家運上昇の「龍の松」など、パワースポットが点在しています。さらに金運アップの「銭洗い男体龍水」や子孫繁栄「さざれ石」、「良縁の松」などもあります。
    中禅寺湖から徒歩11分とアクセスも良好。標高2,486mの男体山の登山口でもあるため、お時間のある方はぜひ山頂の「奥宮」にもお立ち寄りください。奥宮は、龍脈の発生源であるためパワーも強力。山頂の御神剣や中禅寺湖の見下ろす眺望など、とにかく見どころ満載です。

華厳の滝&いろは坂&中禅寺湖のよくある質問

  • 華厳の滝の入場料はいくらですか

    見学無料ですが、エレベーターは往復大人570円、小学生340円です。

  • いろは坂のおすすめの観光時期はいつですか?

    いろは坂のベストシーズンといえば紅葉シーズンです。「いろは坂」の鮮やかな紅葉を楽しむベストシーズンは例年10月中旬から下旬です。

  • 中禅寺湖の周辺はお食事処はありますか?

    中禅寺湖の周辺にはお食事可能な施設が多数ございますのでご安心ください。

施設情報

住所
〒321-1661 栃木県日光市中宮祠2479−2
電話番号
0288-55-0030
営業時間
華厳滝エレベーター
12月1日~2月2末日 9:00~16:30
*3月1日~4月30日  8:00~17:00
*5月1日~9月30日  8:00~17:00
*10月1日~10月31日・11月1日~11月30日 8:00~17:00
※営業時間は変動する場合がありますのでご了承ください。
公式ホームページ
http://www.nikko-kankou.org/spot/5/

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