尾瀬バスツアー特集

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尾瀬は、福島県、栃木県、群馬県、新潟県の4県にまたがる国立公園で、2000m級の山々に囲まれたる盆地状の高原です。
中心となる尾瀬ヶ原は約1万年前に形成されたと考えられる湿原で、昭和62年に釧路湿原が指定されて以来20年ぶり指定された国立公園です。
神秘的な池や沼に加え、春・夏・秋さまざまな高山植物が入山者の目を楽しませてくれます。

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尾瀬ってどんなところ?

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    尾瀬ってこんなところ!

    尾瀬は東西6㎞・南北2㎞、本州でも最大規模の高層湿原で、6000~7000年もの長い年月をかけて湿原がつくりだされました。
    湿原内には木道やベンチなどが整備され、希少な自然を間近に愛でながら、ゆったりと散策を楽しむことができるようになっています。
    また、標高2000m級の山岳エリアでもあり尾瀬ヶ原、尾瀬沼を囲むように山々がそびえており、 尾瀬ヶ原の東側には東北以北の最高峰である燧ヶ岳、西側のなだらかな山容の至仏山がその代表格です。
    さらに会津駒ヶ岳、田代山などが尾瀬の雄大な景観をつくりだします。
    福島・群馬・新潟の3県にまたがる尾瀬は、貴重な自然を守るべく、国立公園に指定されています。
    国の特別天然記念物であり、ラムサール条約登録湿地でもあります。
    一度くずれたら簡単には取り戻せない生態系や景観が、厳しく保護・保存されている地域です。
    尾瀬は年の半分は雪に閉ざされていて、例年5月半ばごろまで雪が残ります。 雪解けとともに春が訪れ、短い夏を謳歌するように山や湿原の花々が咲き乱れます。 9月上旬には草紅葉、10月に入れば冷たい雨が雪に変わっていき、四季折々の違った風景が生み出されます。
    尾瀬には20軒あまりの山小屋があり、散策の途中に立ち寄ったり、宿泊ができます。 客室は整備され、食事もおいしく快適です。朝晩の尾瀬の景色を楽しめるのも小屋泊まりの魅力です。

\尾瀬の見どころ/

  • 尾瀬イメージ

    見どころポイント①至仏山

    日本百名山のひとつで標高2,228m、長い時間をかけて隆起をしてきた岩山です。
    山体が蛇紋岩でできているため、他では見られない特殊な蛇紋岩植物と呼ばれる植物群が生育しています。
    6月末まで植生保護の為入山規制が行われており入山禁止です。 7月初旬に山開きしますが梅雨明けまでは雪が残る為上級者限定で、 蛇紋岩は濡れると滑りやすいため雨天時には注意が必要です。
    山頂からは、尾瀬ヶ原や燧ヶ岳、谷川岳や上州武尊岳なども望めます。

  • 尾瀬沼

    見どころポイント②尾瀬沼

    燧ヶ岳の噴火によって溶岩流が只見川がせき止められたことでできた尾瀬沼。
    一周約2時間30分ほどで散策できます。 燧ヶ岳が水面に映しだされる風景は神秘的です。
    北岸には大小さまざまな湿原が広がり、周辺にはミズバショウやワタスゲ、ニッコウキスゲと 紅葉まで季節ごとにさまざまな花に出会えます。

  • 牛首分岐

    見どころポイント③尾瀬ヶ原・牛首分岐

    山の鼻から約40分ほど尾瀬ヶ原を進むと、竜宮方面とヨッピ橋方面へのY字の分岐があります。
    この分岐の付近には上からみると牛の首のように山が湿原にせり出している場所があり、「牛首」と呼ばれています。
    分岐点付近の木道横には比較的広いベンチがあり、休憩に最適な場所です。

  • 三本カラマツ

    見どころポイント④大江湿原と三本カラマツ

    尾瀬ヶ原に次ぐ大きさの湿原で、尾瀬沼周辺で一番大きな湿原です。
    四季折々の花々が楽しめ、5月下旬から6月上旬はミズバショウ、7月のわずかな期間には、尾瀬の景観で代表的なニッコウキスゲの大群落が見られる人気スポットです。
    大江湿原は尾瀬ヶ原より標高が高く、ニッコウキスゲに限らず多くの花が尾瀬ヶ原より約1〜2週間遅れの見頃となります。
    尾瀬沼畔には小さく盛り上がった土地の上には尾瀬沼・大江湿原ランドマークとして親しまれる 3本のカラマツがあり、人気の写真スポットとして知られています。

  • 大清水

    見どころポイント⑤大清水

    大清水は尾瀬沼に至る群馬県側の入山口の脇に広がる湿原です。
    広い敷地内には、足の不自由な人でも車椅子で通れるよう幅のひろい木道が通されており、ゆったりと見て回ることができます。
    山際には「大清水湿原」があり、ここでは標高が低いためにミズバショウやニッコウキスゲなどの花が尾瀬沼や尾瀬ヶ原よりも早く咲き、手軽に楽しめます。
    その他、平成の水百選に認定されている「尾瀬片品湧水群」の名水、ミズナラやハルニレの巨木など、貴重な自然の恵みを感じることができます。
    湿原のわきには、大清水休憩所があり、車を気軽に停めることができます。

オススメの服装

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    服装・持ち物について

    ①上着は調節のしやすい物(前開きなど脱着衣が容易な)
    ②帽子(ハット・キャップいずれでも。ヒモ付など、風で飛ばされないように。)
    ③動きやすいズボン(レギンス可。ジーンズは重いよ)
    ④厚手の靴下(重ね履きも有効です。靴擦れ防止)
    ⑤履きなれた歩きやすい靴

みんなで守ろう尾瀬のマナー

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    尾瀬のルール

    美しい尾瀬の自然を守り、安全・快適に過ごすためのルール。どれも簡単にできること。心にとめて尾瀬を楽しみましょう。
    その1 湿原には立ち入らない
    一度踏まれた湿原は回復するのに長い年月がかかる。木道や登山道から外れて湿原や樹林の中に立ち入らないこと。湿原にカメラの三脚を立てるのもダメ。
    その2 移入植物の侵入を防ぐ
    外部からの植物が侵入すると、尾瀬の植物が衰退する原因になりうる。主な登山口には、靴についた泥を落とすためのマットが置かれているので、しっかり落としてから入山を。
    その3 動植物をとらない
    外動物を捕まえたり、咲いている花を摘んだりしてはいけない。落ち葉や石、落ちた木の枝などを拾うのも実はNG。とっていいのは写真だけ。
    その4 木道は右側通行
    木道は右側通行、登山道は登り優先が尾瀬ルール。特に雨などで木道が濡れていると滑りやすくなる。すれ違うときには対向者とぶつからないよう慎重に。
    その5 登山向きの装備・服装で
    尾瀬は2000m級の山々に囲まれた山岳エリア。トレッキングシューズなど、登山の装備・服装が必要となる。天候も変化しやすいので、レインウェアは必ず持っていこう。
    その6 ポールにはキャップを
    植物や木道、登山道を保護するため、トレッキングポールにはキャップをつけること。湿原にポールを突くのは、キャップをつけていてもダメ。
    その7 ゴミは持ち帰る
    尾瀬はゴミ箱を設置しておらず、ゴミはすべて持ち帰るシステム。湿原にポイ捨て、山小屋などに放置するのも厳禁! レジ袋などをゴミ袋として用意しよう。
    その8 公衆トイレを正しく使う
    用足しは必ず公衆トイレで。備え付けのペーパーを使用し、きれいに利用したいもの。維持管理のための協力金も必ず支払いたい。小銭を多めに用意しておこう。
    その9 ペット同伴NG
    尾瀬に生息する野生動物の脅威となりうる。伝染病などをうつす/うつされる恐れもあるため、ペットの持ち込みは禁止。ケージでの持ち込みもNG。
    その10 雷が鳴ったら湿原から避難
    さえぎるもののない湿原で怖いのは雷。散策している最中に雷が鳴ったら、なるべく早く湿原から避難するか、天候が落ち着くまで小屋で待機しよう。

~尾瀬へのアクセス方法~

尾瀬のよくある質問

  • 雨天でも催行されますか?

    雨天の場合でも催行いたします。