仙石原すすき草原(神奈川県)

仙石原すすき草原ビジュアル 仙石原すすき草原ビジュアル

箱根の観光名所、「かながわの景勝50選」「かながわの花の名所100選」にも選ばれている仙石原のススキ草原の魅力やアクセス、周辺観光情報等毎年大勢の観光客が訪れるススキの名所スポットをご紹介

仙石原すすき草原をもっと楽しむ!おすすめポイント

  • 仙石原すすき草原1

    仙石原すすき草原の魅力

    台ヶ岳の北西側の麓は一帯がすすき草原になっており、斜面を覆い尽くす様に一面に広がるススキは初めて見るとまさに息をのむ美しさ。すすきってこんなに綺麗なの?!と驚きを隠せません。関東最大級の規模を誇る「仙石原すすき草原」は、箱根の観光名所の1つです。ススキが見ごろとなる秋口は臨時バスも運行されるなど大人気の観光スポット。
    車やバスで向かうと途中から突如現れる一面のすすき草原。その面積はなんと約18万㎡!広大なススキ草原は圧巻で特に天気の良い日には青空とのススキの黄金の穂が揺れ動くコントラストが最高です。

  • 仙石原すすき草原2

    すすき草原は歩けるの?

    仙石原のすすき草原では遊歩道が整備されているので、比較的歩きやすい道を散策することが可能です。ただし一部岩場っぽい足場もあるので歩きやすい靴の方がベターです。
    すすき草原の真ん中に遊歩道がまっすぐ1本伸びていて、その長さは約700m。右手にも左手にも薄草原が広がる幻想的な1本道、その雰囲気も人気も秘密です。普段見慣れているすすきでも、一面に広がると雄大な景色となり新たな感動が生まれます。遊歩道は緩やかに傾斜しており、まっすぐ進んでいくと今度は来た道を上から眺めるようになります。行きの景色とはまた少し違った景色を楽しめるのもポイントです。往復の所要時間は約30分ほど。標高は約700mなので時期によっては平地よりも涼しいので1枚はおるものがあると安心です。

  • 仙石原すすき草原3

    すすき草原の見ごろは?

    仙石原のススキ草原の見ごろは9月下旬から11月の上旬頃。残暑から秋への移り変わりとともにススキ自体銀色っぽくきらきらと輝くすすきから、秋への移ろいと共にススキも金色へ変化し、秋の深まりとともに淡い黄金のすすきへと変化していきます。比較的長い時期楽しむことができるのでその時々の移ろいをお楽しみいただけます。
    8月のすすきは穂が出たばかりで青々としています。夏のさわやかな緑のすすきはまさに夏から秋へのうつろいを感じさせてくれます。秋への移ろいと共に穂が開いていき、幻想的な黄金のすすきへ変化していくのも四季を感じられてなかなか素敵です。まだこの頃(8月~9月)はそんなに込み合っていないのでゆっくりと散策や鑑賞をお楽しみいただけます。
    10月になるといよいよ人気のシーズンに突入です。10月下旬からはすっかりすすき草原一面が黄金色に色づき、風に吹かれて揺れる姿はまさしく幻想的。天気の良い日は青空に白い雲、箱根の山々とすすきの金色と自然の美しさを存分に感じられる素敵な写真がだれにでも撮れちゃいます。そんな見ごろは11月中旬ごろまで続きます。
    見ごろの時期は周辺道路や1本道の散策路は混雑しやすいのでご注意くださいね。

  • すすき草原と道路

    秋以外も人気の仙石原

    仙石原のススキ草原は、「かながわの景勝50選」「かながわの花の名所100選」にも選ばれており、毎年人気の絶景スポットですが秋以外でも違う雰囲気を楽しめます。

  • 山焼き

    多くの観光客でにぎわう山焼き

    3月中旬~下旬に山焼きが行われます。大迫力の山焼き(野焼き)は草原を綺麗に保つために毎年行われる恒例行事。すすき草原は放置していると雑木が増えて雑木林になってしまうほどの生命力。山焼きの日には、多くの人が訪れ見学もできます。東京ドーム約4個分の広大なすすき草原が一面炎に包まれて、見学者のすぐ目の前まで真っ赤な炎が迫ってくるのは圧巻の光景。ぜひ一度は見てみたいものです。焼き尽くされて真っ黒に燃え尽き、何もない山肌になりますがすぐに春の植物が生えてくるっていうのだから生命の力強さってすごいですね。
    野焼きは3月に1日だけ行われますが天候や風の状況によって予備日に振替ることも。予備日はその年によって10日ほど設けられていることもあり、野焼きの大変さを底からもみることができます。なので野焼きは見れるだけで超ラッキーなビッグイベントなのです。後世にすすき草原を残すために行われている山焼き。ぜひタイミングが合えば見たいですね。

  • 草原とバス

    仙石原すすき草原へのアクセス

    【バス】
    小田急箱根高速バス:新宿駅から「仙石高原」バス停下車すぐ
    箱根登山バス:小田原~箱根湯本駅~箱根登山バス桃源台線(T路線)箱根湯本駅から約30分「仙石高原」バス停下車すぐ

    仙石原が見頃を迎える時期に、例年、期間限定で10月初旬から11月上旬の土・日・祝日に箱根登山鉄道電車 強羅駅から桃源台までの人気の観光スポットをルートにしている「仙石原すすきバス」が運行します。
    ・強羅駅~ポーラ美術館~台ヶ岳仙石高原(ススキ草原)~桃源台
    日程が合えばこちらを利用するのも便利ですね。

周辺のおすすめ観光地

  • 水芭蕉

    箱根湿生花園

    箱根湿生花園は仙石原すすき草原のすぐ近くにある植物園です。湿原をはじめとする水湿地に生育している植物を中心に楽しむことができます。湿地帯の植物200種のほか、高山植物や草原・林などに生息する 1100種の植物や、その他、珍しい外国の山草も含め、約1700種の植物が四季折々に花を咲かせています。林の中の休憩所や木道の散策路でお散歩していると何気なく咲いている花や見た事がないような花にもちゃんと名前が書いてあるので答えあわせをするように自然の中の散策を楽しむことができます。またこちらではミズバショウの群生を見ることもできます。仙石原のススキ草原からは徒歩15分ほどで到着するので、秋の気持ちいい空気の中あるいて向かうのもおすすめです。

  • 星の王子さまミュージアム

    星の王子さまミュージアム

    星の王子さまミュージアムは、サン=テグジュペリの生誕100年を記念した世界的記念事業の一環で作られた、『星の王子さま』をテーマにしたなんと!!世界で唯一のミュージアムです。
    サン=テグジュペリの生涯をたどりながらフランスの街並みと、ヨーロピアン・ガーデンを箱根の豊かな自然の中で楽しむことができます。どこを切りとってもかわいい世界観でSNSでもかわいい投稿をたくさん見ることができます。もちろん星の王子さまが手間をかけて愛した、そしてバラも園内には咲き誇ります。
    「自分自身を見つめ直す時間や空間を提供し、それによって日頃忘れてしまっている大切なことを思い出していただくこと」を運営の目的としているそうで、星の王子さまのかわいらしい世界観と、哲学的な要素を満喫してみませんか?
    また例年秋も深まってきたころからはイルミネーションのイベントも開催しています。ゆっくりとした時が流れて日常の喧騒からデートスポットとしてはもちろん、大人も、ファミリーでも楽しめる四季折々のイベントも見逃せないスポットです。
    【休園日】第2水曜日(3月と8月は無休)

  • 芦ノ湖

    芦ノ湖

    箱根観光を語るうえで外すことはできないエリア、芦ノ湖は箱根火山の噴火によって誕生したカルデラ湖(火山の噴火によって翁くぼみが出来て、そこに雨水などがたまって湖になったもの)です。豊かな自然に囲まれ箱根の山々と共に富士山も望める絶景スポットです。海賊船で芦ノ湖を遊覧したり、最強の縁結びのパワースポットとして人気の九頭龍神社、数々の武将も足を運んだという箱根神社、そして箱根関所。芦ノ湖周辺には多くの観光名所や人気スポットが勢ぞろいです。箱根ロープウェイに乗れば空中散歩を楽しみながら芦ノ湖を含めた絶景が満喫できます。箱根ロープウェイで大涌谷駅へ行けばあっという間に人気の観光スポットへ到着です。

  • 大涌谷

    大涌谷

    仙石原すすき草原より約10kmに位置する大涌谷。3000年前の箱根山最後の噴火の際に作られ、今も噴気を上げる大涌谷。自然の広大さを間近に感じられる人気スポット。ロープウェイを降りると立ち込める硫黄の香りがなぜかテンションを上げてくれます。2015年に活性化した火山活動の影響で立ち入り禁止になったエリアからは真っ白な煙がもくもく。自然の力強さを感じます。
    ここでぜひとも楽しみたいのが1個食べると7年寿命が延びると言われている黒たまご!連休や土日には行列ができるほどの人気です。生卵を温泉で茹でたことで殻に鉄分が付着し、化学反応を起こすことで硫化鉄となり表面が真っ黒な卵が出来上がるそうです。
    天候に恵まれれば、目の前に壮大な富士山を拝むこともできます。アクセスは、ケーブルカーと箱根ロープウェイでを利用してそれだけでもワクワクドキドキが止まらない!紅葉の時期はロープウェイからの紅葉狩りも大人気。四方がガラス張りのゴンドラから見る絶景や以前は立ち入りできたけど現在は立ち入り禁止になってるエリアもじょううくうから眺めることができるのでそれも併せて注目したいところです。

施設情報

住所
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原
電話番号
箱根町総合観光案内所/0460-85-5700

マップ