戸隠神社

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古代の森に佇む神秘的な聖地への旅。歴史と自然が交差するこの場所で、神々の加護を感じる戸隠神社へとご案内いたします。古代の神々が宿る聖なる森で心を浄化し、心地よい旅に出かけましょう。さらに、天から授かった香りと風味豊かな戸隠そばを存分に味わい、至福の蕎麦体験をお楽しみいただけます。

戸隠神社

  • 戸隠神社イメージ

    戸隠神社とは?

    戸隠神社は長野県に位置し。日本の神話と密接に結びついた神聖な場所です。その起源は2000年以上前と言われ、古代にまで遡り、神秘的な物語が紡がれています。伝説によれば、かつて天照大御神(アマテラスオオミカミ)が天岩戸(アメノイワト)に隠れてしまった時、大いなる危機が訪れました。神々は困り果て、神々の女王であるアマテラスの兄弟である須佐之男命(スサノオノミコト)が戸隠山に向かい、山の奥深くで神域を築きました。
    その神域が後の戸隠神社となり、アマテラスは戸隠山の神々を祀りました。戸隠神社は、天照大御神の隠れ場所から生まれた聖地として、神々の力と結びついた場所として崇められています。戸隠神社は、自然の神聖さを感じることができる場所でもあります。神域には美しい森が広がり、静寂と神秘に包まれています。参拝者は、神話に彩られた歴史的な社殿を訪れ、神々との繋がりを感じることができます。
    また、戸隠神社は登山やハイキングの拠点としても知られています。頂上からは、壮大な景色が広がり、山岳信仰の精神に触れることができます。山岳信仰と神話の結びつきは、この地の独自性と豊かな文化を感じさせます。

  • 戸隠神社イメージ

    五社巡り

    戸隠神社と言えば五社巡り!というくらい有名なのは宝光社、火之御子社、中社、奥社、九頭龍社の五社から成っている戸隠神社は五社すべての神様を巡る「五社巡り」です。それぞれの神様ごとに異なるパワーを感じられる厳かな雰囲気や、天然記念物にも指定されている樹齢400年を超える杉並木もその壮大さとまっすぐ点に伸びる姿にも神々しさを感じられます。神話の中に登場する岩戸伝説の天照大神が天の岩屋に入られて世の中が真っ暗になってしまった際に、神々が知恵と力等持ちうるものを併せて天照大神をお出ししたお話にまつわる神様が祀られています。

戸隠神社をもっと楽しむ!五社巡り

  • 宝光社イメージ

    宝光社

    御祭神:天表春命(あめのうわはるのみこと)
    開拓・学問技芸・裁縫・安産厄除け・家内安全、女性と子供の守り神として信仰されています。宝光社には女性の心身を守り、子宝に恵まれるよう祈願された御守り(おみな守)があります。
    神々しい雰囲気の杉の古木の中270段の石段を上ると厳格な風貌の社殿が現れます。その荘厳は多くの者を魅了し多くの尊信を集めています。また宝光社は重要文化財に指定されており、伝統的な日本の神社建築の美を堪能することができます。特に、唐門や神聖な社殿の美しさに注目です。

  • 火之御子社イメージ

    火之御子社

    御祭神:
    天鈿女命(あめのうずめのみこと)
    高皇産御霊命(たかみむすびのみこと)
    栲幡千々姫命(たくはたちちひめのみこと)
    天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)
    承徳二年(1098)頃の創建で、岩戸の前で舞われた天鈿女命が主祭神で他に三柱の神様をお祀りされています。舞楽芸能上達・開運・縁結び・火防の守り神として尊信されています。御朱印はご参拝後中社もしくは宝光社授与所でお受けいただけます。天鈿女命(あめのうずめのみこと)より舞楽芸能上達のお力を頂く御守りがあり。中社授与所で頂くことができます。
    天鈿女命(アメノウズメノミコト)は、神話において重要な役割を果たす女神です。彼女は豊穣や芸能、祭りの神として知られており、陽気で明るい性格を持ち、人々に活力や喜びをもたらす存在とされています。天鈿女命は、祭りや舞踊などの芸能に関連した神聖な力を持ち、人々の祈りや願いを受け取り、豊かな実りや幸福をもたらすと信じられています。彼女を祀る戸隠神社では、参拝者が彼女に感謝や願いを捧げ、芸能や祭りに関わる神聖なエネルギーを受け取ることができます。天鈿女命は、明るく陽気な性格と共に、人々の生活と文化に深く関わる大切な神様として崇められています。
    見所は夫婦杉。樹齢約500年以上。

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  • 中社イメージ

    中社

    御祭神:天八意思兼命(あやのやごころおもいかねのみこと)
    学業成就・試験合格・商売繁盛・開運・家内安全の守り神として尊信されています。
    天八意思兼命(アメヤギノココロオモイカネノミコト)は、戸隠の神聖な山岳信仰と関係が深い神様です。彼は大いなる意志と知恵を持ち、人々の悩みや困難を解決し、道しるべとなる存在とされています。天八意思兼命は、山岳信仰や修行の神であり、戸隠山の守護神としても崇められています。参拝者は彼に祈りを捧げ、勇気や知恵、導きを求めることができます。山の厳しさと美しさ、自然の力と人間の絆を象徴しています。戸隠神社で天八意思兼命を崇めることで、参拝者は自己の成長と道徳的な価値観を高めることができます。
    命の源である水を司る龍。中社社殿の天井絵が織り込まれた運気向上の金運招福御守が中社授与所で頒布されています。

  • 中社・三本杉イメージ

    中社・三本杉

    樹齢800年の三本杉…ご神木として有名ですが、三本の巨大な幹が天へ届かんとばかりにまっすぐに伸びて見事な3本杉に…と思うところですが、なんと!!中社の前の鳥居を中心として大きな杉の木が1辺約72mの正三角形に並んで立っています。そう、こちらの正三角形に並んでいるまっすぐ伸びたこの杉が三本杉なのです。どうしてこの3本杉が植えられたのかは諸説ありますが、戸隠神社のHPでは若狭の国の、ある漁師のお話が記されています。
    昔、若狭の国に、ある漁師がおりました。妻を亡くして子供と3人で住んでいましたが、ある日、漁師が漁をしていると水浴びをしている美しい女性を見つけ、しばらくその女性に見とれていると、女性の体に綺麗な鱗があることに気づきました。「あぁ、これが人魚なのか、ほかの物にも見せてやろう」と網で人魚を捕らえました。命乞いする人魚を一向に聞き入れることなく、人魚を捕らえたと有頂天になっている漁師は、ついには人魚を殺してしまいました。漁師は人魚の肉を持ち帰り家の中に隠していましたが、漁をしている間にお腹を空かした子供たちが人魚の肉を見つけて、何の肉かもわからずに食べてしまいました。漁師が帰宅すると隠していた肉が見つからず子供に聞いてみると食べてしまったといわれました。
    ふるくから人魚の肉を食べると人魚になってしまうという言い伝えがあるので、漁師はたいそう驚きました。その言い伝え通り、子供たちの体にはみるみる異変が現れ漁師は眠れない日々を過ごしました。そんなある日疲れ果てて一瞬まどろんだ時に、「剃髪して出家せよ。そして戸隠大権現に詣で、子供を救うため、忠誠 を誓うため、三本の杉を植えよ。そして、戸隠三社の御庭草を八百日踏んで、そちの無益殺生の後悔の真情を神に祈りなさい」とのお告げがあり目覚めてみれば、傍らにはすでに冷たくなった子供たち三人の亡骸がそこにあったそうです‥
    そして、現世の減罪と永代の繁栄を祈りつつ漁師が正三角形に三本の杉を植え、三社の御庭草を 八百日踏んで、八百比丘の名を残したといわれています。

  • 戸隠九頭竜社イメージ

    戸隠九頭竜社

    ご祭神:九頭龍大神(くずりゅうのおおかみ)
    また古来より水の神、雨乞いの神、虫歯の神、縁結びの神として尊信されています。
    九頭竜大神は、日本の神話において水の神や豊穣の神として崇められてきました。九頭龍大神は大いなる力を持ち、水の恵みや豊かな実りをもたらし、農業や水源の守護者として信仰されてきました。また、九つの頭は災厄や邪気を退ける力を象徴しており、祈りを捧げる人々に保護と安全をもたらすとされています。
    戸隠九頭竜社では、九頭竜大神を祀るために特別な祭祀が行われます。その中でも注目すべきは、毎年10月に行われる九頭竜祭(くずりゅうまつり)です。この祭りでは、神輿が山中や渓谷を練り歩き、神聖な儀式や伝統的な舞踊が奉納されます。多くの人々が集まり、祭りの雰囲気を楽しむことができます。
    九頭龍社は、その神秘的な雰囲気と九頭龍大神の存在によって、参拝者に深い感動と霊的な経験をもたらします。参拝者は九頭龍大神に対して祈りや感謝を捧げ、水の恵みや豊かさを求めることができます。この神社は、古代の神話や信仰が息づく場所であり、日本の豊かな霊性と神聖な文化を体験する絶好の機会となっています。九頭竜社は、人々の心を癒し、自然との結びつきを感じさせてくれる場所として、多くの人々に愛されています。

  • 戸隠奥社イメージ

    戸隠奥社

    ご祭神:天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)
    天手力雄命(アメノタジカラオノミコト)を祀っています。天手力雄命は、天照大神が岩屋に隠れてしまった際に「岩戸の前で踊ったり歌ったりして楽しそうにしていると、きっと天照大神様は、おのぞきになり出てくるにちがいありません、・・・」と知恵を絞った神話において重要な役割を果たす神様です。その存在は戸隠神社の奥社によって崇められています。
    奥社は、神話の物語と神聖な霊気が交差する場所であり、参拝者は天手力雄命の神話を背景に、自己の成長や困難を乗り越える力を求めることができます。戸隠神社の奥社は、自然の神秘と神聖な存在の結びつきを感じさせ、参拝者に心の平穏と勇気を与える特別な場所として、多くの人々に愛されています。
    天手力雄命は、天照大御神(アマテラスオオミカミ)の孫であり、素早く勇敢な力を持つ神とされています。彼は神話の中で戦いや挑戦に立ち向かい、人々を守り、力強く助ける存在として描かれています。
    天手力雄命を祀る奥社では、参拝者は彼の勇気や力を求め、自身の困難や挑戦に立ち向かう勇気を得ることができます。また、彼の存在は山岳信仰の一環として、自然との共生や調和を尊重する大切さを教えてくれます。

戸隠神社と一緒に楽しみたい戸隠蕎麦や精進料理

  • 戸隠蕎麦イメージ

    戸隠蕎麦とは?

    戸隠蕎麦は、日本の長野県戸隠地域で生産される蕎麦の一種であり、その美味しさと独自の特徴で知られています。戸隠蕎麦は、日本三大蕎麦の一つとしても名高く、その地域ならではの風味や品質が評価されています。
    日本三大蕎麦は、戸隠蕎麦の他に信州蕎麦(長野県信州地域)と越後蕎麦(新潟県越後地域)が含まれます。それぞれの蕎麦は、地域の気候や風土、水の質などが影響を与え、独自の風味や食感を持っています。戸隠蕎麦は、細めでやや太めの麺が特徴であり、風味豊かな香りとコシのある食感が楽しめます。戸隠地域の清らかな水と良質なそば粉が使用され、素材の味を引き立てる役割を果たしています。そのため、さっぱりとした風味と喉ごしの良さが特徴となっています。
    信州蕎麦は、細くしなやかな麺が特徴であり、上品な風味と滑らかな食感が魅力です。信州地域の豊かな自然環境と厳しい寒暖差が、そば粉の風味や甘みを引き出しています。また、越後蕎麦は太めの麺が特徴であり、コシと喉ごしの強さが特徴です。越後地域の豊かな土壌と寒暖差の影響で、そば粉にはコクと深みがあります。これらの蕎麦は、地元の蕎麦屋やレストランで楽しむことができます。さまざまな蕎麦料理が提供されており、代表的なものは「ざるそば」や「かけそば」などです。これらの蕎麦は、蕎麦つゆやネギ、山わさびと一緒にいただくことが一般的です。
    日本三大蕎麦の中でも、戸隠蕎麦はその風味の特徴や地域性が高く評価されています。

  • 宿坊イメージ

    宿坊

    戸隠神社周辺には、「宿坊(しゅくぼう)」と呼ばれる宿泊施設が数多く軒を並べています。戸隠神社の宿坊は、美味しい精進料理と共に静かな滞在を楽しむことができる場所です。
    精進料理は、仏教の教えに基づいた植物性の食材を使い、素材の旨みを最大限に引き出した料理です。宿坊では、新鮮な地元野菜や山の幸を使用し、手作りで丁寧に調理されます。豆腐や湯葉などの大豆製品、山菜やきのこ、季節の野菜などがメニューに登場します。
    繊細な味わいと見た目の美しさが特徴で、食事だけでなく、心と体をリフレッシュする機会となります。また、宿坊では座禅やお経の体験もできることがあります。宿坊の周辺には、地元のお茶やお菓子を楽しめるお店もあります。戸隠の宿坊での滞在は、心身の浄化と美味しい精進料理の味わいを楽しむ贅沢な体験となるでしょう。

戸隠神社のよくある質問

  • 戸隠神社の周辺はお食事処がありますか?

    戸隠神社中社の周辺にはお食事可能な施設が多数ございますのでご安心ください。

  • 拝観料はいくらですか?

    拝観料はありません。

施設情報

住所
〒381-4101 長野県長野市戸隠中社3506
電話番号
026-254-2001
営業時間
9:00-17:00
公式ホームページ
https://www.togakushi-jinja.jp/

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