薫風が心地よい季節、山々では雪解けとともに高山植物たちが可憐な姿を現し春の訪れを告げます。春から夏にかけては花々が咲き乱れまさに花盛り。 歩を進めるごとに移り変わる美しい自然の景観を是非お楽しみください。
廃線ウォーク
おすすめ自然ハイキング
高山植物の宝庫尾瀬
夏が来れば思い出す・・・尾瀬と聞くとそんなメロディーが頭に流れる人も多いのではないでしょうか。尾瀬とは、群馬・福島・新潟の3県にまたがり、2,000ｍ級の山々がそびえる景勝地です。本州最大の高層湿原である尾瀬ヶ原や、尾瀬沼、至仏山などを含む地域で尾瀬国立公園に指定されています。また、国の特別天然記念物であり、ラムサール条約登録湿地でもあるため、希少な自然や生態系を守るためのルールやマナーが厳しく取り決められています。美しい景観を保つため、そして後世に継いでいくためにしっかりとルール・マナーを遵守して尾瀬ハイキングを楽しみたいですね。
尾瀬では6月にはミズバショウ、7月にはニッコウキスゲを代表とする高山植物が競い合うように咲き誇り、秋には一面が金色に染まる草紅葉が見られます。季節を追うごとに違った姿を見られるので何度でも訪れたくなる魅力があります。
日本屈指の山岳景勝地上高地
長野県松本市にある山岳景勝地である上高地は、国の特別名勝・特別天然記念物にも指定されています。澄み渡る梓川にかかる河童橋と豊かな緑が彩る景色が上高地の象徴的な景観になっています。上高地には、他にも山々を映しだす水鏡・大正池や神秘の池・明神池など自然が織りなす優美な情景をお楽しみいただけるスポットがたくさんあります。
そんな美しい自然を楽しめるのも先人たちが守ってきてくれたからです。自然を守るための一環として交通規制がありマイカーの乗り入れは禁止されています。トラベックスツアーズでは夜発日帰り・朝発日帰りのバスツアーをご用意していますので、ルールを守ってぜひ上高地の美しい景観をお楽しみください。
世界遺産を歩く 富士山ハイキング
＼気軽に富士山ウォークツアー／
自然と歴史を感じながら富士山の1合目から5合目までのハイキングバスツアー
もともと富士スバルラインが誕生するまではこの道を歩いて富士山頂を目指す富士登山のメインルートを
自然と歴史に触れながら五合目を目指すハイキングツアーです。
登山道の途中には699年に建てられた富士山周辺で最古のお宮とされる富士御室浅間神社へのご参拝や
信仰と自然の両方が味わえる登山道。
老若男女どなたでも登りやすく、途中には鈴原天照大神社や富士山の使いと言われている猿の像を横目に道を進んでいきます。
富士山の大自然と昔の人々の信仰の様子や富士登山までの道のりを感じられる現代と過去が入り混じるハイキング。
今年富士登山に挑戦する方の足慣らしや富士登山は敷居が高いなぁという方にピッタリのハイキングバスツアーです。
廃線ウォーク
碓氷峠アプトの道ハイキング
群馬県と長野県の県境にある碓氷峠は、その急勾配から中山道最大の難所として知られていました。旅人を苦しめた66.7パーミルの急勾配は、時を経て鉄道敷設の際にも人々の前に大きく立ちはだかりました。そこで採用されたのがスイスの登山鉄道等で用いられているアプト式ラックレール。線路と機関車それぞれについたデコボコが歯車のように噛み合うことで滑らずに前進が可能になりました。
その後は鉄道技術の発展とともにアプト式から電気機関車へ、そして新幹線が開業したことでこの区間は廃線となりました。役目を終えた廃線路は一部が遊歩道になり「廃線ウォーク」を楽しめるようになっています。鉄道遺産と明治の建造物が残るアプトの道の歴史は、鉄道ファンのみならず、今なお多くの人々を惹きつけます。
その他
千畳敷カールハイキング
中央アルプス宝剣岳直下の標高2,612ｍにある、約2万年前の氷河期に形成された半円形の窪地のことで、畳を1,000枚（千畳）敷いた広さがあることがその名の由来です。標高も高低差も日本一！ 駒ケ岳ロープウェイで約7分間の絶景空中散策で千畳敷カールまで♪四季折々の自然の美しさ、雲上の世界と大自然の絶景を気軽に楽しめる人気の観光地。
昇仙峡ハイキング
日本遺産の誇り！2020年6月19日、"甲州の匠の源流・御嶽昇仙峡"が日本遺産として認定されました。この地は、透明度抜群の渓谷美で魅了する、涼を求める人々の隠れた楽園です。圧巻の渓谷美が広がる！ここは「日本一の渓谷美」として名高い観光名所。美しい自然の造形美が感じられる場所で、渓谷沿いに広がる遊歩道が整備され、自然の中でののんびりとした散策を楽しむことができます。訪れる人々が心を引かれる仙娥滝や昇仙峡ロープウェイなど、個々の魅力的なスポットが点在。お気に入りの場所を自由に選んで散策できます。